３年間で
どこに出ても恥ずかしくない社員に育てる

私は、この言葉を新入社員に宣言しています。
「新産住拓で働きたい！」と宣言してくれる仲間に対して、私の約束です。

なぜなら、企業は人なりと言うように、全ては人づくりから始まります。
良い住まいをつくるのも、良い企画、商品を考えるのも人。そして、何より人を育てるのは、やはり人です。そのため、人財育成は私の使命です。

私は「育てる」ことは、ケガをしない方法を教えることではないと思っています。自立の力を体得できることが、育てることだと私は捉えています。
そのため、新産住拓には「お客様にとって最良の住まいとは何か？」「働く仲間にとって何が最適か？」「地域社会に何が貢献できるか？」を自問自答し、自分で考えチャレンジしてくれる社員が多くいます。だから、人財育成はとても重要でやりがいのある仕事なのです。

私の目指す会社の在り方は、社員のなかで眠っている、まだ気づいていな能力を引き出し合える。そして、その力を最大限にみんなが活用できる。そんな会社を目指しています。

自分一人では思いつかないことも、みんながいることで形に出来ることが数多くあります。
最近の事例でも、社内にCaféが出来たり、何もなかったただの屋上が、今では芝が張られグランピングやパブリックビューイングが出来る場所になっています。このような取り組みも、社員から発案、企画が生まれます。年齢や部署に関係なくプロジェクトが組まれ、社員の力で作り上げてくれています。チャレンジすることは、新産住拓の「拓」の字に込められた想いです。もっとできることはないかと常に探求し、開拓し続けたいという想いが込められています。
そういう想いを持って働く仲間のチャレンジは大事にしたいですし、チャレンジする姿勢を見ると、私はとてもうれしいです。

このような雰囲気のある我が社は、社員も本気でぶつかってきますので、私も表面的な中途半端な向き合い方はしません。私たちは、正直に相手に向き合います。本当の優しさとは、相手の幸せを願うこと。そのために必要な指導も恐れずします。本人の人生にとって良くないことを放置するのは、優しさではないと考えています。お客様の幸せを願うことと同じように、社員の幸せを願う。愛情の反対は、無関心です。当社は、愛情あふれる集団と感じていただけるはずです。

次のことは、新産住拓が100周年を迎える際に、みんなに言ってもらいたい、私の夢のひとつです。
「創業者は、良い会社を作った。」
「２代目は、良い人財を育てた。」
そのため、これからの私の人生をかけて取り組んでまいります。
これからも社員の力を信じ、一緒により良い組織にしていきます。
そして、「熊本に新産住拓があってよかった」とお客様から存続価値を認めていただける企業として、今後も100周年を目指し、真剣に取り組んでまいります。

代表取締役社長小山 英文