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- 住宅ローンの金利の決め方どうする?〜住まいづくりのかいだんVol.62
こんにちは!
新産住拓のWEB担当の高倉です。
今回のテーマは“住宅ローンの金利”についてです。
住宅を買うことは、多くの人にとって大きな一歩です。
そんな時、住宅ローンの話が出てきます。
住宅ローンには「固定金利」と「変動金利」という2つのタイプがありますが、これって何?と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、金利のタイプ・選び方についてご説明します。
金利の選び方に正解はありませんが、皆さんの生活や将来の計画に合わせた選び方をすることが大切です。
最近、ニュースで経済のことを耳にすることが多くなりました。
でも、それが自分の生活や将来の住宅購入にどう影響するかは、なかなかイメージしにくいかもしれません。
簡単に言うと、経済の状態は金利に影響します。
金利は、住宅ローンを組む時に、毎月どれくらい払うかを決める重要な要素です。
例えば、経済が好調で人々がたくさんお金を使う時期は、金利が上がることがあります。
これは、お金の価値が高まるためです。
一方、経済が不調でみんながお金を使わなくなると、金利を下げて、人々がお金を借りやすくして、経済を活性化させようとします。
このように、経済の状況によって金利が変動するので、住宅ローンのタイプを選ぶ時には、現在の経済状況をよく理解しておくことも大切です。
次に「固定金利」と「変動金利」それぞれの、メリット・デメリットをご紹介します。
〇固定金利のメリットとデメリット
【メリット】 安心感
固定金利の最大の魅力は、月々の返済額が変わらない安心感にあります。
経済の状況がどう変わろうと、金利が上がろうと下がろうと、毎月払う金額は同じです。
これは、長期間のローンを組む場合に特に役立ちます。
未来の金利の上昇を心配せずに済むため、家計の計画を立てやすくなります。
【デメリット】金利が下がった時の支払い額が変わらない
金利が下がった時に、低い金利に切り替えることができない点です。
経済状況によっては、金利が大きく下がることがありますが、固定金利の場合は、その恩恵を受けることができません。
つまり、市場の金利が下がっても、固定金利ではその低下を利用して返済額を減らすことができないのです。
固定金利は、未来の金利上昇を避けるために安定を選ぶ選択肢です。
しかし、経済状況によっては、変動金利の方がお得になる可能性もあります。
〇変動金利のメリットとデメリット
【メリット】 金利が下がると返済額も減る
変動金利の大きな魅力は、市場の金利が下がった時に返済額が減る点です。
経済が安定している時や、金利が下降傾向にある時は、変動金利はとても魅力的です。
金利が下がると、それに伴い毎月の返済額も少なくなるので、その分、他の支出や貯蓄に回すことができるようになります。
【デメリット】 金利が上がると返済額も増える
変動金利のリスクは、市場の金利が上昇した場合、返済額も増えてしまう点にあります。
経済が活発になり金利が上昇すると、それに応じて返済額も増えます。
金利が上がると予想される時期には、変動金利は不安定さをもたらすこともあります。
住宅ローンを選ぶ際には、みなさんの生活スタイルや将来の計画をよく考えることが重要です。
次に、固定金利と変動金利のどちらを選ぶべきかを判断するためのポイントをいくつか紹介します。
■固定金利をおすすめする方
- 長期的な安定を求める方
毎月の返済額が変わらないことで、将来の計画を立てやすいです。 - 金利上昇を心配な方
経済状況がどう変わろうと、返済額が増えることはありません。
金利の上昇リスクを避けたい人に適しています。
■変動金利をおすすめする方
- 金利の下降を利用してコストを抑えたい方
金利が下がれば返済額も減るため、経済的にお得になる可能性があります。 - 短期間での返済を考えている方
住宅ローンを比較的短期間で返済する計画のある方にとって、変動金利は魅力的な選択肢です。
最初にも述べましたが、住宅購入は人生で一度の大きな決断です。
今回、固定金利と変動金利のそれぞれのメリットとデメリットを見てきましたが、どちらの金利タイプを選択するにしても、ご家族の将来に対する計画をしっかりと立てることが重要です。
ご自分とご家族の未来に合った住宅ローンを選びましょう。
最後に、住宅ローンを選ぶ際には、専門家のアドバイスを求めることも手段の1つです。
判断するのが難しい場合は、ファイナンシャルプランナーや住宅ローンのプロに相談してみましょう。
また、そのような専門の先生が開催しているお金に関する勉強会などもありますので、そちらへのご参加をおすすめします。
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新産住拓 WEB担当 高倉彩生