こんにちは！
台湾からインターンシップの朱です。

 

7/7（日）も、新産住拓が開催している【バスで人吉・球磨へ！木材生産工場＆選べる見学ツアー】に参加しました。

 

インターンシップの前に、会社のホームページで新産住拓が使っている木材のことを勉強しましたが、木材を生産する工場を直接見学できることに、その晴れた日の天気と同じくらいワクワクして、楽しみにしていました。

 

まずは、木材の天然乾燥場に行きました。
目的地に着き、バスから降りた途端、とてもいい香りがしました。
香水を吹きかけているかと思われるぐらい、いい匂いでした。
その香りは、目の前に整然と並べられ、乾燥させられている木材からするものだとわかりました。

 

 

「天然乾燥」には「人工乾燥」の、何倍もの時間がかかります。
効率とコスパが求められる現代では、人工乾燥を選ぶことが最も一般的な選択かもしれません。
しかし、自分の感覚で天然乾燥の木材を感じてみると、時間や心を込めて作られているからこそ、こんなにも質感がよく、心地よい材料が育まれるのだと実感しました。

 

その後、私たちは木材のプレカット工場に向かいました。
夏の工場内は非常に暑くて、機械の騒音も時々響きます。
それでも、このような厳しい環境の中で、工場のスタッフさんたちは汗をかきながら、真面目に働いていらっしゃいました。
その様子を見て、日本ならではの職人精神に感服せざるを得ませんでした。

 

台湾では、ほとんどの建物が鉄筋コンクリートや鉄鋼造で、木造の家はとても少ないです。
私も以前は、木造の家は腐れたり、シロアリに侵入されたりして、あまり強くない印象を持っていました。
しかし、今回、加工工場を見学して、木が家を建てる木材になるまでに、安全のために防腐・防蟻など多くの加工を経ていることを知りました。
これらの工程を経ることで、木造の家は安全であるだけでなく、住む人の体や心の健康も叶える家ができます。

 

会社はお客様のために、健康にいい自然素材で家を作ることに取り組まれており、私はこのツアーを通して様々な知識を得ることができ、大変勉強になりました。
このように、“てまひま”をかけたからこそ、会社の皆さんが自分の会社が建てた家に誇りをもっているのでしょう。
私も将来、このようなスタッフ全員が自分の働いている会社の製品を愛している会社で働きたいと思っています！