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2024.9.20

台湾の暮らし「昼寝文化」~台湾から来ました! no.10~

こんにちは、歩です。

 

突然ですが、皆さんは「昼寝」をしますか?
台湾では昼寝の習慣があるので、私が7月に新産住拓に来てまず驚いたのは、お昼休みに誰も昼寝をしていなかったことでした。
気になって調べてみたら、そもそも日本には昼寝をする習慣がないことがわかりました。

 

今日は台湾の「昼寝」について簡単にご紹介します。

 

■幼稚園から続く昼寝習慣

台湾の学校では、幼稚園から大学生まで、昼寝が日常の一部となっています。
昼食後に約40分の昼寝タイムが設けられており、学生たちは机に突っ伏して休憩をとります。
マットレスを敷いて布団をかけるような贅沢な昼寝ではなく、あくまで簡単な休憩スタイルです。

 

昼寝は強制参加で、眠くなくても机に突っ伏していなければなりません。
昼寝タイム中には風紀委員や先生が廊下をパトロールし、目を閉じていない生徒を注意します。

 

注意されたクラスは減点され、減点が少ないクラスが全校朝礼で先生に褒められ、皆に拍手されます。
さらに、“いい子のプレート”を校長先生からもらい、廊下に掲げられます。
学生たちは少し恥ずかしがりますが、先生にとっては非常に誇らしいことです。

 

私のように元気な子はどうしても眠れず、先生に叱られたり罰を受けたりしていました。
当時の私にとって、昼寝タイムは辛い時間でした。

 

■職場での昼寝

こうした教育背景から、社会人になっても昼寝習慣を持ち続ける人が多いです。
台湾の有名な水餃子屋さん「ディンタイフォン(鼎泰豐)」では、社員が昼食後に短時間休むための休憩スペースや昼寝室を提供しています。
私の父も学生時代のように、20分の昼食後に40分の昼寝をします。
父は短い昼寝が疲労感を減らすと言って、机で使える昼寝用まくらも購入しました。

 

 

■なぜ昼寝が大事?

研究によると、短時間の睡眠はその後の仕事の効率をアップさせるという結果が出ています。
いつか日本でも昼寝の習慣が広がるといいですね。

 

以上で、今回のブログを終わります。

 

最後に、イベントの紹介です。
7月に私たちも参加したバスツアーイベントが、秋にも開催されます!
新産住拓の木材のこだわりを肌で感じることのできるイベントです。
午後は2コースから選べる観光も楽しめます。
9月開催分の募集は終わってしまったのですが、10月・11月も開催予定です(^^)

 

バスツアーに参加してみての感想を、以前のブログで書きました。
よろしければ、こちらもご覧ください。
▼ブログはこちらから
https://www.shinsan.com/blog/details_778.html

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